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ながいあいだおまつりしてきたお仏壇は、
古くなっていてもできるだけそのまま大事におつかえしたいものですが、
実際問題として新しく買いかえる場合も考えなければなりません。

そうなれば、
今ある古いお仏壇をどのように扱えばいいのか、
お仏壇の下どりはないのだろうか、
などという疑問がおこってきます。

古いお仏壇の処置

いちばんいい方法は、
お仏壇を求めたくても経済的な理由などからそうもできないという人がもしおられるなら、
菩提寺やお手次ぎのお寺から寄贈していただくようお願いすることです。

しかし、
そういった人も檀家の中に見当たらない、
あるいは破損がひどくてお仏壇としての機能を維持できないというケースなら、
お寺か仏壇屋さんにお願いして、
処分してもらうことになります。

 

御霊ぬきと御霊入れ

古いお仏壇を新しいものにとりかえるとおたましいき「御霊ぬき」の儀式が仏要です。

これは、
新しいお仏壇を求めて本尊をお迎えしたとにゅう”ぶつかいげんさの「御霊入れ」(入仏法要、
開眼法要)と同時にとり行われるのが普通です。

「御霊入れ」「御霊ぬき」の儀式についてはここでは省略します。

要は、
新しいお仏壇が届いたら、
適当な日を選んでお坊さんに来ていただきます。

そしてお坊さんに読経してもらい、
古いお仏壇からご本尊や位牌をとり出し礼拝します(御霊ぬき)・さらにそれらのご本尊や位牌を、
新しいお仏壇に移しかえ、
再び読経、
礼拝して御霊入れを行うという順序です。

お仏壇を安置する場所室

地方の旧家の家屋のように、
別に仏間があるとか、
一家のもっとも神聖とする場所として使われている座敷を仏間にしているとか、
伝統的な間取りの家屋なら、
お仏壇一安置の場所はすでに決まっています。

しかし、
都市のマンションや住宅では、
お仏壇をどこに安置するかで迷うことが多いようです。

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お仏壇の方角

世間ではよく、
どういう方角がいいとか、
どの向きがよくないとか、
いろんなことをい、
7人があって、
いよいよ混乱させられるものです。

迷信としかいいようのないものは無視して気にすることはありませんが、
中には、
なるほどと思わされる言い伝えもあります。

参考までに二、
三の主な例を出しておきましょう。

〈南向き〉南面北座です。

北を背にした南面、
つまりお仏嬉一が南を向くようにして北に安置するという説です。

日本の家屋は、
春夏秋冬の日照条件からみて、
南向きに家を建てるのが理想で、
年中南の窓に日があたり、
風もよく通ります。

そして、
直射日光があたらず湿気がすぐない場所が北座ということになり、
お仏嬉一安置の気候的条件として最適といえるでしょう。

また、
暗いところから明るい場所をみるという人間の動物的本能から考えて、
北座が同じように居心地のよい場所なのです。

宮廷を守護する武士を北面武士と呼びますが、
宮廷人は北に座って南を向いているため、
自然それを守護する武士は南に座って北を向き宮廷人と対面するというところから出た話です。

ですから、
仏さまやご先祖をまつったお仏増一も同じように北座に置いてあがめるという考えです。

〈本山中心〉お仏壇の前で合掌して拝む方向の延長線上に、
その家の宗派の本山があるという、
本山を中心にした説です。

この場合、
たとえば東京に住む人で本山が京都にあるとするなら、
お仏壇の正面が東を向くように安置します。

そして、
人は西に向かって礼拝し、
家のお仏嬉一を通して京都の本山も拝むという形です。

おもしろい話があります。

東京在住の人と広島在住の人が、
新幹線の中で顔を合わせました。

どちらもおなじ宗派だということでお仏壇の話題になり、
東京の人は東向きが正式だ、
広島の人は西向きが正しいと互いにゆずらず、
ついには口論ということになったという話です。

もちろん、
本山中心という点でどちらも正しいのです。

その二人は、
なぜ東向きなのか、
どうして西向きなのかその理由をまったく知らなかっただけのことでした。

〈西方浄土〉仏教の理想の世界である西方浄土を礼拝するために、
東向きにお仏壇を安置するという説です。

この考え方は、
南面北座と同じく、
古くからのお寺の理想形態で、
浄土教寺院の伽藍配置をみればよくわかります。

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